平成18年以前では、商法では株式会社、有限会社、合名会社および合資会社という会社組織がありました。しかし、平成18年以降、有限会社が設立できなくなり、代わりに合同会社という会社形態が定められました。

もともと合名会社と合資会社は数がかなり少なく、現在設立されている会社は株式会社が大多数ですが、最近では合同会社も増えつつあります。当初は知名度もなく、合同会社の設立も少ない状況でしたが、平成23年では新しく設立された株式会社と合同会社の数の比は10:1程度にまでなっており、今後も会社組織のなかで合同会社の割合は増え続けると思われます。

合同会社の詳しい説明はウィキペディアなどに譲るとしてとして、合同会社は少人数の者が出資して共同で事業を営む場合など、規模の小さな会社に向いた形態です。もちろん1人でもOKです。設立資金が少なくてすむというメリットがあります(株式会社に比べて15万円ほど安くなります)。
私のような、1人で小規模な事業を行なっている人にもピッタリと言えます。以前の有限会社に近いイメージかもしれません。

しかし、結局私が合同会社を選ばず、株式会社を選んだのは、知名度からです。まだ合同会社は一般には知られておらず、名刺に合同会社○○と書いても、社名や社業より合同会社って何?という質問が来るに決まってます。
また、会社の代表が株式会社だと代表取締役ですが、合同会社だと「代表社員」という呼び名であることも、大きなマイナスです。「合同会社○○の代表社員△△です」とか自己紹介しても、社員=従業員のイメージがあって、あまり偉そうに聞こえません。

私は見栄で会社を作ったような人間なので、合同会社は受け入れられませんでした。

でも、合同会社は設立費用は株式会社より安くても会社は会社ですし、税金などのあつかいも株式会社と同様です。見栄とか考えなければ設立費用の安い合同会社もよいと思います。