genjouiji会社は営利団体だから、売上や利益について目標を立てる社長さんがほどんどだと思います。まずは損益分岐点を下回らないことが最低目標ですが、「売上昨年比2倍」とか「創業3年以内に利益1億突破」などと野心的な目標を掲げる社長さんもおられるでしょう。

私の場合、この仕事を始める前に2年以内に利益50万円を達成することが目標でした(私の仕事の場合、売上と利益はほとんど同じです)。
それはもう必死に努力しました。30代無職男の背水の陣の奮戦でした。その結果、目標は期限内に達成出来ました。

その後、我が社の利益は昨年の9月以降は大体月60万円から70万円の間で推移しています。多分今月も60万円ちょっとになると思います。
何が言いたいのかというと、目標を達成してしまったので、伸びてないんですね。月50万円達成したなら次は100万円だ、という野心はあまりありません。行けば嬉しいな、という程度です。逆に、年の売上が1000万円を超えたら消費税を取られるし、税務署の調査も入られやすくなると言われますし、面倒くさいなあとも思います。
つまり現状維持で満足してしまっている状況です。

私が見聞きする限り、特に若手の社長さんは大志を持って創業して、会社をドンドンと大きくさせていくことに喜びを見出しているように感じます。成功すれば大金も名誉も手に入ります。確かに人生を賭ける価値はあると思います。

反面、事業を大きくすると面倒くさいことが増えます。例えば社員を雇うとなると役所への手続きがまず面倒くさい。就業規則も作らないといけない、タイムカードはどうする、社会保険の負担も増える、1回雇うとムカつく奴でも簡単にクビは切れない、考えるだけでウンザリです。
また、私の業種(ネットビジネス)では当てはまりませんが、事業拡大のために借金をする社長さんも多いと思います。事業計画書書いて銀行に頭下げるのも面倒くさい。元本はともかく利子を支払うのが馬鹿らしい。事業は失敗したら莫大な借金が残る。事業のための借金はすごいリスクですし、よくやるなあと驚きます。

しかし、そうやって面倒臭いこと、リスクの高いことをやる対価として大金と名誉が手に入るのでしょう。成功した人に対しては心から尊敬します。そして志半ばで散ってしまった元社長さんにも、その果敢なチャレンジには拍手を送りたい気持ちです。

でも、私はゴメンだな。

いずれ考えも変わるかもしれませんが、しばらくは気楽な一人株式会社社長で生活費程度を稼げればいいかなあ、と思います。金を稼ぐより、仕事と生活の質を高めたいと思います。

実は5日前に沖縄に引っ越しました。寒すぎる本土(金沢市)を離れ、沖縄でのんびり仕事したり考え事をしたいと思ったからです。春になったらまた本土に戻ります。自由でいられるのも一人社長のメリットです。