↓我が社の履歴事項全部証明書(登記簿謄本)。資本金は1円!

注)会社設立の具体的な方法を知りたい方は、先に「株式会社設立のフロー」などをお読み下さい。
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私は元々サラリーマンでした。給料はそこそこ貰えてましたが、あまりの窮屈さに嫌気が差して、3年でやめてしまいました。そして自由と冒険を求めて海外雄飛。帰国した時私は30代前半の無職の男でした。
最初は、無職=夢食=世界1自由な職業、と嘯いていましたが、やっぱり無職にもつらいところがあって、心から無職ライフを楽しむことができません。
無職のつらいところは数えればキリがないのですが、
・何もしてないのに職務質問される
・カードの審査に落ちる
・部屋を借りる時に渋られる
・とにかくケチ臭くなる
・実家に帰りにくい…
・友達に会うとどうしても卑屈になる(奢ってもらえますが…)

などがあります。

無職は金銭面の問題もありましたが、私にとっては社会的な立場が無いのが一番悲しかったです。

まあ、唯一、生活保護をもらってないことだけが誇り(?)でした。

オレもダメだが、あいつらよりまし、と。「目くそ鼻くそ」かもしれませんが(笑)。

かと言って、今更サラリーマンに戻ることは嫌でした。また、この歳で、大したスキルもないので、正社員とかは絶対無理なこともわかっていました。
ということで、個人でインターネットビジネスを始めることにしました。

初めの月は、ほぼ休みなく働いて月収40円程度でした。翌月は60円程度。ほどんど笑い話の領域でした。時給20銭とかです(笑)。
半年ぐらいたってようやく1万円を超えましたが、とてもビジネスとは言える状況ではなく、自分の中で、自分は無職のままでした。

しかし、そのまま腐らずビジネスを続け1年余り、急激に収益が増え始め、月収30万円を突破しました。一年前は月収数十円という惨状だったので、感慨もひとしおでした。この仕事で生活できる以上、自分はもう無職じゃない。少しは胸を張って道を歩けるようになりました。
しかし、嬉しい半面、税金についても考えなくてはなりません。昨年までは確定申告するレベルではありませんでしたが、今年は何らかの形で税金を収めなくてはならないはずです。

ということで、株式会社を設立することにしました。昔と違い、資本金が1円でよく、役員も1人でよくなったので、簡単に設立できるようになったのは追い風でした。
サラリーマンなら社長になるのに30年ぐらいかかるところを、私はいきなり社長になりました。
いままで社会の最底辺にいたのに、一気に出世です。気持ちいい!

実の所、株式会社にすると社会保険費、税金、税理士費用などの負担が大きく、30万円稼いでも手取りが20万円程度になってしまうので、楽ではありません。しかし、ここで安心せず今後もビジネスに精を出して、社長にふさわしいぐらいに稼ぎたいです。

本サイトでは、会社設立の体験談と1人株式会社社長としての苦労や楽しさを書き綴って、皆さんの会社設立を応援したいと思います。

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<追記>設立4期目を終えて、あらためて振り返る会社設立のメリットとデメリット

2012年6月に設立した我が社も、無事に2016年に4期目を終えることができました。
節目ということで、あらためて会社設立のメリットとデメリットを書き連ねようと思います。
メリット
●自己満足
社長というステータスを手に入れた満足感はあります。

一般的に法人化すると社会的信用が高まり、取引や借り入れがスムーズに行く、と言われていますが、我が社はそのようなメリットを一切感じていません。

また、私は個人事業主を経ずに株式会社を設立したので、個人事業主と比較した節税メリットについては実際のところよく分かりません。
同業者で売上が同程度(年1千万円程度)の人でも法人化してない人もいますし、我が社ぐらいの経営規模だと税金面で法人化するメリットは微妙なのかもしれません。

デメリット
●社会保険料が高い!
本サイトでは何度も愚痴ってますが、社会保険料が高すぎです。
普通の会社員だと保険料は労使折半ですが、社長は実質的に全額負担なので金額が半端じゃ無いです。
法人化すると加入義務があるので仕方なく入ってますが、そうじゃなかったらやめてます。

●給料が1年間一定
株式会社の社長(役員)は期初に決めた役員報酬額を1年間変えられません。今月儲かったから給料増やそう、ということができません。この先1年間の売上を予想して決めなくてはならないので、適正な額を決めるのは困難。なお、4期目は予想以上に売上が良かったので、結果的に役員報酬額が少なすぎて、会社に利益が大きく残ってしまい、法人税をがっぽりとられることになりました。

●税理士に払うお金が惜しい
個人事業主だと自分で税務をやってしまう人も多いですが、法人化してしまうと難しすぎて自分では手におえません。仕方なく税理士さんにお金を払ってやってもらってます。

ということで、私は会社を設立してよかったと思います!

「えっ、デメリットの方が多いのに?」

とお思いでしょうが、やっぱり社長が気持ちいいですよ。零細企業でも。

そして、現在赤ちゃんの娘が大きくなったら、
「うちのお父さん社長なんだよ」
って友達に自慢してもらうのが夢です(笑)。


<2018年2月追記:没落しました…>

2012年に設立以来、売上の悪いときもありましたが、なんとか生活できるだけの売上を維持することができていました。
しかし、2017年末、売上が外部環境の変化により激減してしまい、現在では生活を維持できる金額すら稼げなくなってしまいました…。

具体的に言うと、月20万円ほどしか売上がありません。
にもかかわらず、社会保険料だけでも月8万円ぐらい支払う必要があります。
今、私が住んでいる家の家賃(1軒家)は125000円です。
もう、これだけで赤字です。
他にも食費、光熱費、スマホ代、子供の保育園の月謝などかかるわけで、毎月大赤字です。。

2015年夏から1年間ぐらいは売上が順調で、ずっと月100万円以上ありましたし、最高で月160万円ほどありました。

あれからわずか2年、随分と凋落したものです。

あの頃は良かった、などとは死んでも言いたくありませんが、それでも今とは違いすぎて、何だか自分の過去じゃない気がしています。

私が没落した理由

あの絶頂時と今の自分の違いですが、むしろ今のほうが仕事時間は長いですし、仕事のスキルも上達しています。
あの頃の自分より、今の自分のほうが確実に実力は上です。

ではなぜ没落してしまったのか?
それは外部環境の変化についていくことが出来なかったからです。
私はあるインターネットビジネスをやっているのですが、2015年・2016年の頃の自分やり方が今では通用しなくなっています。
それは自分でも分かっていたので、変化に対応しようと徐々に手法を変えてやってきましたが、なかなか上手くいかず、売上は減少するばかりに。

そして、2017年末にグーグル検索エンジンの仕様変更があったのですが、それでトドメを刺されました。
次から次へと環境が大きく変わる中、もちろん対応策や環境に左右されにくい手法もあって相変わらず稼ぎ続ける同業者もいるのですが、私は対策が間に合わず詰んでしまいました。

合掌…。

しかし、ここで一旦初心に戻って、新たな手法で売上回復を模索中です。
心はまだまだ折れていません。折れることが許されません。

会社を設立した頃のように、独身一人暮らしなら月20万円でも生活は成り立ちます。このままあまり努力しないという選択肢もあったと思います。
しかし、妻と幼い娘がいる現状では、そうもいきません。
生きるということのハードルがとても高いところにあるので、ここで立ち止まることが許されません。

やるしかない。逃げられない。
没落以降は覚悟を決めて仕事をしています。

2018年2月以降は、これまでとブログの内容が変わると思います。
ブログ開始当初の、のんびりとした感じの記事は当面書けないです。
切羽詰まった人間のオロオロ・オタオタした様子のブログになると思いますが、その滑稽さを笑っていただければいいと思います。
では、新章スタートです。